第二回大会 2018年9月開幕

2018年9月に開幕し2018年3月に閉幕
引き続き医療法人社団大伸会にスポンサーとしてネーミングライツ契約をいただき、第二回大伸会カップとして開催。

全員打ちを推奨する大会に6チームが集まり、しのぎを削った。

予選の総当たりに加え、上位3チームによる決勝トーナメント、下位3チームによるリバイバルトーナメントが初めて開催された。 予選から決勝トーナメントまで不戦試合0。


順位予選順位チーム名
1位1位さわやかSeeSaa
2位2位BBファイターズ
3位3位東京B&B
4位4位レッドリボン軍
5位5位FALCONs
6位6位PIPE LINER

決勝トーナメント

準決勝 東京B&B(予選3位)VS BBファイターズ(予選2位)

予選2位BBファイターズ VS 予選3位東京B&B 共に関東草野球リーグ1部に所属する強豪チームの1戦 強打の東京B&Bに対し、鉄壁のディフィンス陣を誇る堅守のBBファーターズの1戦。予選では東京B&Bが最終回鮮やかな逆転劇で2-1の接戦をものにしており、準決勝でも接戦が予想された。

初回、BBファイターズは先頭打者四球→レフト前ポテンヒットでいきなり無死1.3塁のチャンスを作るが、東京B&B投手がギアを上げ3番打者を併殺に打ち取とり1失点で切り抜ける。

BBファイターズは3回まで一人のランナーも許さない鉄壁のディフィンスを見せる。4回に初めてランナーを出し2盗・3盗でピンチを迎えるも後続を打ち取り無失点で切り抜ける。東京B&Bも2回以降は完璧な投球・守備を見せ4回を終わって1-0緊迫のロースコアゲームの様相を見せた。

試合が動いたのは5回、ここまで好投を見せた東京B&Bの先発投手が突然3連続四球でノーアウト満塁のピンチを招く。このチャンスをBBファイターズは逃さずタイムリーと犠牲フライで3点を追加。

東京B&Bも6回2アウトから3番打者のセンターオーバーの3ベースヒットでチャンスを作るが得点できず。

最終回、センターオーバーの3ベースヒットとレフトオーバーの2ベースヒットで1点返すがここまで。

強打の東京B&Bは鋭い打球が野手の正面を突く不運な当たりも多く、最後までBBファイターズの鉄壁のディフィンスを崩すことが出来なかった。一方BBファイターズは長打こそなかったものの数少ないチャンスを確実にものにした「らしさ」の光る1戦だった。

 準決勝に相応しいハイレベルな緊迫の1戦であったことは間違いない。

決勝戦 さわやかSeeSaa(予選1位) VS BBファイターズ(予選2位)

満を持して登場、予選1位のさわやかSeeSaaと準決勝を勝ち上がり勢いのあるBBファイターズの決勝戦。

共に関東草野球リーグ1部所属で、同リーグでプロスタ開催の決勝戦で優勝経験のある「てっぺん」の戦い方を熟知したチーム同士の試合。予選ではさわやかSeeSaaが6-0と圧倒しているが、下克上Vを虎視眈々と狙うBBファイターズ

上位チームアドバンテージで先攻後攻の選択権のあるさわやかSeeSaaが「強気の先攻」を選択(一寸木代表曰く誰にも言えない閃きとのこと)

両チーム先発は「伊藤投手(BBファイターズ)」と「水野投手(さわやかSeeSaa」共に鋭い変化球にキレのある直球と制球力を兼ね備えた好投手の投げ合いとなった。

初回両投手とも貫禄の三者凡退のスタート。

2回さわやかSeeSaaの攻撃、1死から6番岸上選手が粘って2塁打を放つ。続く7番三村選手が四球を選び迎えるは8番三田選手。身体が勝手に反応したという豪快な打球はセンターオーバーの先制スリーランとなった。

3点を先制されたBBファイターズもその裏すぐさま、1死1、2塁のチャンスを作るが積極的な走塁が裏目となり結果併殺で無得点

3回さわやかSeeSaaは久保選手が、レフトへの特大の一発を放ち4-0と引き放す。

さらに伊藤元選手、一寸木選手のタイムリーと代打川那子選手の犠牲フライで一気に7-0と戦前の投手戦予想を覆す展開となった。

堅守のBBファイターズにミスはなく、ここはさわやかSeeSaa打線が天晴といわざる得ない。

4回以降はBBファイターズが本来の固い守備を見せスコアボードに0を刻む。

BBファイターズは5回にチャンスを作り内野安打で1点を返し7-1。

最終回さわやかSeeSaaの攻撃。ここを0点に抑えて最終回奇跡の逆転劇に弾みをつけたいBBファイターズだったが、さわやかSeeSaaがダメ押しとなる追加点をもぎ取る。

さわやかSeeSaa水野投手は最終回も貫禄のピッチングで1失点(自責0)完投勝利。

栄冠は予選1位をそのまま仁王立ちでさわやかSeeSaaが掴んだ。